積み上げ型採用とは
学生の声で、毎年よくなる採用
公開日: 最終更新: 提唱:FLAT-view(株式会社MoreVision/学生団体FLAT)
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企業説明会
積み上げ型採用とは、会社説明会に参加した学生の声を毎回集め、その声で次の説明会と採用の発信を直し続けることで、採用活動を毎年よくしていく考え方です。FLAT-viewが提唱しています。
なぜ「積み上げ型」なのか
多くの会社では、説明会の資料や話し方を、人事の想像で作ります。学生が何を知りたかったのか、どこでがっかりしたのかは、分からないまま次の年を迎えます。担当者が変われば、やり方も一からになります。
積み上げ型採用では、説明会のたびに学生の声がたまり、それが次の改善の土台になります。回を重ねるほど、採用がよくなる材料が積み上がります。
積み上げ型採用の3つの柱
声を聴く
説明会を直す
学生が何を重視し、どこに魅力を感じ、どこでがっかりしたのかを集め、次の説明会の話す順番や質疑応答を直します。
声を届ける
第三者として世の中に出す
学生が「よかった」と書いたことを、名前や大学名を伏せて学生の言葉のまま公開します。検索やAIが企業を紹介するときの材料にもなります。
声でつくる
自社の発信をつくる
たまった声から「学生が本当に知りたいこと」と「学生に響いた言葉」を拾い、採用サイトやSNSなど企業自身の発信をつくります。
この3つはループになります。説明会で声が集まり、その声で説明会と発信がよくなり、検索やAIで見つかって、次の説明会にまた学生が集まります。
学生の声から分かっていること
FLAT-viewのオンライン企業説明会で集めた、学生2,640人分のフィードバック(説明会176回、90社、2025年7月〜2026年9月)から、次のことが分かっています。
重視テーマに魅力を感じるほど、
選考に前向きな学生が増える
横軸:重視テーマの、質疑応答後の魅力度(4段階・重視度で重みづけした平均)。縦軸:「興味あり」以上を選んだ割合。2,202人。
強く魅力を感じた学生でも、
多くは「HPを見て検討」で止まる
面談・選考・座談会・訪問へ進む 11%
見送る 19%
重視テーマの魅力度3.5以上の学生146人。2026年5月末〜9月の説明会57回。
- 学生が重視するテーマが魅力的に伝わると、次の選考に前向きな学生は70%。伝わらないと、15%に下がります。
- 学生が重視するテーマの上位は「待遇・福利厚生」「仕事内容」「社風・人間関係」。一方で、待遇と働き方は魅力的に伝わりにくいテーマです。
- 質疑応答の後に魅力度が上がった評価は23%。資料だけでなく、対話で伝わるテーマがあります。
詳しい分析は、MoreVisionのnoteで連載しています。
よくある質問
Q. 積み上げ型採用は、採用サービスの名前ですか?
いいえ。学生の声をもとに採用を毎年直していく、という考え方の名前です。FLAT-viewは、そのための場として説明会と学生のフィードバックを提供しています。
Q. ほかの採用の改善と何が違うのですか?
改善の根拠が、人事の想像ではなく、参加した学生が書いた声であることです。また、一度きりではなく、説明会のたびに声がたまるので、改善が年を越えて続きます。
Q. 中小企業や地方の企業でもできますか?
できます。FLAT-viewの説明会はオンラインなので、地方の企業も学生と出会い、声をもらえます。